妊娠時期により異なる中絶方法

中絶手術は妊娠の時期や状態により、その方法が異なります。妊娠後、49日以内(約6週間未満)であれば、薬による方法も可能です。この場合使われるのはRU-486という薬で、一般的にはミフェプリストンとよばれています。この薬を使用し、妊娠に必要なホルモンを強制的に止めることで、流産の状態が引き起こされるというわけです。

またこの薬を使用するには様々な条件があり、子宮外妊娠の場合や、ステロイド治療を受けている方などは適応できませんので注意が必要です。この時期を超えてしまった場合や胎児の成長が早い際は、手術による中絶を行います。妊娠12週目であれば、「掻爬法」または「吸引法」で行なわれます。この際、本人とパートナーの同意書(印鑑、サイン、身分証明書)が必要になります。

数時間前から、ラミナリアという器具を用い、子宮口を開いておきます。その後、スプーン状の器具や鉗子で胎児と胎盤を除去、または吸引をし取り除きます。かかる時間は、通常は10分~15分程度になるでしょう。出血も少ないので、大きな問題がなければ当日のうちに帰宅できます。

12週を過ぎている場合は、分娩に近い方法で中絶が行なわれます。陣痛を促す薬を使い、赤ちゃんを流産させる形になります。その為、身体への負担や時間もかかり、数日間の入院が必要な上、役所にはきちんと「死産」の届出を行い、胎児の埋葬許可証をもらう必要があります。陣痛や流産に向き合うのは、非常に辛いことです。

親友や家族、パートナーに出来るだけ傍にいてもらうのがベストです。

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