中絶後の後遺症とケアの必要性

中絶とは、子宮口を広げ、無理やり胎児を掻き出す、または吸引する方法です。12週以降は、殆ど分娩と同じ方法により胎児を流産させますので、心と身体にはより負担がかかると言われています。中絶後の身体の変化や苦しみはなかなか他人に相談できず、共有しにくい為、悩まれている方が多いのが現状です。また、世間や家族、友達から冷たい目で見られ、孤立する方もいらっしゃるでしょう。

精神的に引き起こされる弊害としては、ホルモンバランスが崩れて、感情が不安定になる、憂鬱、フラッシュバックする、手足のしびれや動悸、自殺願望、不眠など、様々なものがあります。また、中絶後に、赤ちゃんの夢を見てうなされたり、ヒステリックになってしまう方もいます。中絶後の一時的な後遺症だと割切ることが出来れば、多少は楽になるかもしれません。時間がかかっても仕方が無いと言い聞かせ、できるだけ無理をしないように努めることが大切です。

また、手術直後は、吐き気、熱、めまい、出血、痛みなどが続くことがあります。また、身体への後遺症については「感染症」に気をつけなければなりません。手術により、子宮内部には大きな傷が残ります。体力も低下しており、細菌に感染しやすくなっていますので、数日間は自宅でゆっくり休むことをお勧めします。

その他、中絶の際に、子宮を無理やり広げる為、子宮頸部が損傷してしまう可能性があることも考慮して下さい。子宮頸部が損傷していると、将来妊娠した際に、胎児の重さを支えられず流産してしまうリスクが高まります。しかし後遺症に関しては、全ての方に当てはまるわけではありません。無駄に不安を抱くことは、逆にストレスになりかねませんので、医師の指導やアドバイスに基づき、出来るだけ無理をしない生活を心がけることが重要と言えるでしょう。

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