脳の健康状態を徹底的に調べられる人間ドックとは?

人間ドックは基本的に消化器系・呼吸器系・循環器系の検査や血液検査による生活習慣病のチェックを中心に行なうので、脳の健康状態を徹底的に調べたいときには、脳の検診に特化した人間ドックの「脳ドック」を受けるのがお勧めです。脳ドックでは、脳の萎縮や腫瘍の有無などを調べるMRI(磁気共鳴断層撮影診断)やCT(X線断層撮影)、脳の血管を撮影するMRA(磁気共鳴血管撮影診断)などの検査を駆使して徹底的に脳の健康状態をチェックするとともに、血圧測定や血液検査、血管年齢検査などを実施し、将来どのくらい脳血管障害のリスクがあるかを診断します。MRIは原因不明の頭痛や頭部の外傷で受診したときでも行われるポピュラーな検査ですが、脳ドックではMRAで徹底的に脳の血管の状態をチェックし、くも膜下出血や脳出血などの原因となりうる脳静脈瘤や小さい脳梗塞などを早期に発見し、将来大事に至らないように適切な対処することを目的としています。特に、脳動脈瘤は破裂すると生命の危機にさらされるリスクが高いので、その大きさや形状、位置などからすぐに治療が必要であるかを脳外科の専門医が慎重に判断します。

多くの場合、定期健診による経過観察ということになりますが、人間ドックと同様に事前に自分の脳や血管の状態を知り、医師に生活習慣の改善などについてアドバイスを受けることで、深刻な事態に発展するリスクを下げることができるわけです。このように、通常の人間ドックとともに脳の検診を重点的に行ないたい場合には、脳ドックを実施しているクリニックを受診することで徹底的に調べてもらうことができます。一般に、高血圧で血糖値・中性脂肪・LDLコレステロールの数値が高い40代以上の方、喫煙者、太っている方などは脳血管障害になるリスクが高いので、定期的に脳ドックを受けることをお勧めします。

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